銚子市医師会は、常日頃より市民の皆様の健康を守るために、地域医療の充実、発展に努めて参ります。

麻疹に注意

「麻しん(はしか)にご注意」

麻しんは、春から夏にかけて流行しますので、麻しんの予防接種を受けたことがない方で麻しんに罹ったことがない方は、かかりつけの医療機関に相談し、予防接種を受けるよう心がけましょう。

麻しんは1週間以上の高熱が続き、約30%が、肺炎、脳炎などの合併症をおこすと言われ、死亡につながる例もあります。
発熱(38度前後)、発疹等の症状がある場合には、外出を避け、速やかに医療機関を受診しましょう。

千葉県ホームページに、「麻しん(はしか)のQ&A」を掲載しています。

また、千葉県海匝健康福祉センター(海匝保健所)でも相談を受け付けています。

H19年の春に若者を中心に麻しんが流行しました。そこで政府は、麻疹撲滅運動の一環として、麻疹風疹混合ワクチンを中学1年生と高校三年生相当の年齢者にも、接種
することを決めました。基本は1歳児と小学入学前の麻疹風疹ワクチン2回接種であり
ますが、これでは今後の中学・高校・大学の集団発生にはコントロールできないため、
小学1年~高校3年年齢相当の全員を対象として、接種する事が有効であると考えました。現実にはワクチンの確保や予算などの問題があり、今後5年計画で行なうことと
されております。
(参考:こどもの感染症の診かた「麻疹」 岡本信彦 臨床医薬研究所 2008.5 Vol.11)

*麻疹(はしか)にかかった方はワクチンの接種は行いません。小児は、1歳児と年長児に麻しん+風しんの混合ワクチンを接種します。中学生と高校生は小児期のワクチン接種で得られた抗体が減少する頃ですので、もう一度ワクチン接種を行っても問題はありません。大人の方も同様です。

* 厚生労働省ホームページ「麻疹ワクチンに関するQ&A」

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