銚子市医師会は、常日頃より市民の皆様の健康を守るために、地域医療の充実、発展に努めて参ります。

溶連菌感染について

溶連菌(ようれんきん)感染症について

1.溶連菌感染症とは

正式名称は、A群β溶血連鎖球菌感染症と言います。溶連菌感染症には主に
次のような種類があります。

1) 咽頭炎や扁桃腺炎
2) とびひなどの皮膚感染

2.症状

発熱(熱が出ない場合もまれにある)、のどの痛み、のどにぶつぶつ赤いものが見られる
全身に発疹が見られる
風邪のような症状は少ない
潜伏期間 2日~5日

3.診断

1)キットを用いて15分程度で診断できる。
2)のどのばい菌検査(日数がかかる)

4.合併症

中耳炎・気管支炎・リンパ節炎
急性腎炎 ・・・ 溶連菌感染後、約1ヶ月前後の発症(頻度は比較的まれ)
むくみがでたり、尿がでなくなる
紫斑病

5.治療

抗生物質の内服
数日で感染症は軽快する。再発や合併症を防ぐために抗生物質を10~14日間程度
内服することが勧められている

6.登校

発熱やその他の症状が治まって元気があれば登校可能
その場合、医師の登校許可書が必要です

7.再発について

溶連菌にもいろいろなタイプがあるので、再度感染する可能性がある
日本では4~5種類のタイプがあると言われている

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