銚子市海匝地域産業保健センターの業務内容
地域産業保健センターは産業医を選任する義務のない労働者50人未満の事業場に対する産業保健サービスを充実させることを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が事業主体となり、銚子市医師会、旭匝瑳医師会の協力を頂きながら事業を行っています。
(相談は無料ですが、予約が必要です)
産業保健センターの主な業務として
- 労働者の健康管理(メンタルヘルスを含む)
- 健康診断の結果(有所見者)についての医師の意見聴取
- 長時間労働者に対する面接指導(月100時間、平均で80時間以上)
- ストレスチェック後の高ストレス者に対する面接指導(面接指導が必要とされた労働者からの申し出)
健康診断後の取り組み強化を
健康診断は、労働者の健康状況を把握するための基本となる対策です。この診断結果により、疾病の早期発見、健康意識の向上等の意義があります。
従業員が病気で休むと本人が一番大変ですが、事業主にとっても労働力が減少し、他の従業員に負担がかかり、業務の効率化や生産性に影響がでてきます。
特に、労働安全衛生法66条の4では、「事業主は、健康診断の有所見者(血圧、中性脂肪、肝機能等の基準値超等)に対しては、健康を保持するため、産業医等から就業上の意見を聞かなければならない。」となっています。
意見聴取の流れ(無料です)
- 健康診断を実施し、有所見者の健診結果表(個人毎の写し)を産業保健センターに依頼する。(訪問受領も可、事業所届、利用申込書が必要)
- 産業保健センターでは、個人毎に作成する「特定健康相談票」と健診結果表を医師会推薦の担当医に持参し、指導事項等を記入いただく。
- 指導事項の記入後、事業主と担当医の日程調整をコーディネーターが行い、指導事項に基づき、参考資料を準備する。
- 事業主との面談は、原則担当医院で担当医の休憩時間に行う。
- 面談後、事業主は社員に対し、指導事項を伝達し、対策を講じる。